トラバ送信が消極的になる理由
拙記事:トラバ論まとめに、ウィークエンドとどの管理人:TODOさんからトラバを頂いたので返答いたします。
~ ウィークエンドとどさんより引用 ~
多少であるとは言え、相手の承諾を得ないで相手のサイトの一部を書き換える行為であることは間違いない訳で、断りもなくそういう勝手なことしちゃっていいのか?
そう考えておられる方々は多いようです。 ですが、トラバ受信可の設定にしてあって、トラックバック ping URL を公開している以上は、「突然、勝手に」送られてくるトラバを承諾しているものと思われます。
【トラバ公開の意味】
問題は、トラバ受信可にしておくことの意味をよく理解せずに運営されている「ブログ管理人の意識」や「認識の甘さ」にあるのではないでしょうか?
もう1つの問題は、トラックバックにはスパム・トラバや宣伝トラバ,検索トラバ、そして、異論・反論トラバなどがあり、管理人の意に沿わないトラックバックが送られてくる可能性があることを、ブログ・サービス会社が利用者へ注意せずに黙っていることだと思います。 悪い情報は、なるべく隠しておきたいでしょうからね。
「ブログは楽しいことばかりぢゃないんだよ!」ってことを、もっと喧伝すべきだと私は考えてます。
【トラバの送信手順は分かるけど……】
何をすればどうなるかと言う動きは一応理解できる。
相手のブログに行って、トラックバックURLと言うものを拾ってきて、それを自分の記事のトラックバックURL入力欄にコピペすれば、自分のブログの記事へのリンクと概要が、相手のブログに表示されるようになるのだ。
ウィークエンドとど: トラックバックが分からない
トラバの操作方法としては、その通りですね。 一度、この記事:トラバ分かんない。を是非、読んでみてください。 憶測ですが、もしかしたら、TODOさんは、「3.うまい利用方法が分からない」の状態に近いのではありませんか?
【「いい人」と思われたいから? ~トラバを送信しない心理~】
お互いにその機能を有効に使えば良いと言うのは頭では理解するが、やはり相手に喜ばれること以外はしちゃいけないと、どうしても思うのですよ。
ウィークエンドとど: トラックバックが分からない
反論トラバに関しては、反論を受けた際に、「違う意見が聞けて、ありがたいゼ!」と感謝するか、「反論なんて聞きたくない、不快だわ。」と反発するかの対応の差があります。 そして、後者――反論トラバを受けて不快感を露わにする人――が多いことが、トラックバックが嫌われている要因の1つだと思うのです。
【ブログの向き不向き】
当分、私にはトラックバックができそうにない。ブログ不適応人間であろうか。
ウィークエンドとど: トラックバックが分からない
私も、自分からトラバ送信することに控え目なので、向いてないかもです、ブログ。
トラバ送信先:
トラックバックが分からない(ウィークエンドとど さん)
参考:
誰のためのトラックバックか(米国過激団(元) さん)
越後屋的トラックバックの分類のメモ(むだづかいにっき♂ さん)
コメントとトラックバック(ひとりごと さん)
関連記事:
ブログの向き不向き
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Comments
こんにちは。
内容に関係の無いトラックバック(spam)は嫌いですが(即座に削除します)、賛成であれ反論であれ、トラックバックを頂けるのは私としては嬉しいですね。
意見のやり取りをするのが好きだからかもしれませんけど。ただ、自分が絶対正しい、お前は間違っている的なトラックバックだと閉口するという事はあるかもしれませんが(未経験ですが)。
今回の内容なんて、参考にして頂けただけでも嬉しいですし、トラックバックして頂いたら、間違いなく大喜びしていたと思います(笑)。
ってなタイプの人間もいるので、遠慮無く送ってみてはどうでしょうか?
Posted by: ☆YAS!☆ | September 10, 2005 06:40 PM
☆YAS!☆さん
>自分が絶対正しい、お前は間違っている的なトラックバックだと閉口するという事はあるかもしれませんが
その後の遣り取りによって、互いに歩み寄りの姿勢が見られれば良いのですけれど、多くの場合、不毛なケンカになったり平行線を辿ったりして結局、物別れに終わりますよね。
>遠慮無く送ってみてはどうでしょうか?
いえ、今回は特に言及したワケではありませんので。
ありがたく参考にさせていただきました。 でわでわ。
Posted by: TAKO | September 10, 2005 06:56 PM
TAKOさんこんばんわ。
またまた大々的に取り上げて頂いて、なんだか恐縮っつうか恥ずかしいっつうか。w
>ですが、トラバ受信可の設定にしてあって、トラックバック ping URL を公開している以上は、「突然、勝手に」送られてくるトラバを承諾しているものと思われます。
それは確かにそうでした。
私はちょっと躊躇しすぎだったかも知れないですね。
>TODOさんは、「3.うまい利用方法が分からない」の状態に近いのではありませんか?
そうだと思います。
ただ、私は決して議論したくてブログやり始めた訳でもないし、自分のサイトのアクセス向上のために人の迷惑考えず打ちまくるなんてことは当然しようとも思わないので、そうなるとどういう時に打てばいいのだろう?ってことだと思います。
ま、あまり気負わず、これからは「打ちたい」と思った時の自分のその気持ちを躊躇せずに表現してみてもいいかなと思い始めました。
一連の記事は非常に勉強になりました。
ありがとうございます。
これからも楽しみにしております。
Posted by: TODO | September 10, 2005 08:55 PM
TODOさん
>「打ちたい」と思った時の自分のその気持ちを躊躇せずに表現してみてもいいかなと
そうですね。 自然(な気持ち)に任せるのも良いと思います。
私は、「これは打ってもいいかな?」と迷った時はトラバしないことにしております。
>一連の記事は非常に勉強になりました。
そう言っていただけると、まとめ記事(=トラバ・リンク集)を作った甲斐があります。 でわでわ。
Posted by: TAKO | September 11, 2005 10:17 AM
私もブログはじめて数ヶ月になりますが、その間さほどトラバしていません。
わざわざ見ず知らずの他人に送るからには多少なりとも情報価値のある記事をトラバしたいのですが、人様の記事と関連があって情報価値のある記事なんて、なかなか書けないんですよね。
はじめて間もない頃はもう少し気軽に打っていたような気がしますが、日が経つにつれて構えてきているようです。
反論トラバ打って、こちらの記事全体が非難みたいに見られるのも嫌だし。(否定的な考えが本当に見たければ自分から検索かけて見るだろうし。苦笑)
>「ブログは楽しいことばかりぢゃないんだよ!」ってことを、もっと喧伝すべきだと私は考えてます。
あくまでサービス会社が、、ですね。
業者や個人が嫌がらせするのを正当化する理由としては認めたくないなー。。
Posted by: ピーちゃ♪ | September 24, 2005 06:38 PM
ピーちゃ♪さん
>人様の記事と関連があって情報価値のある記事なんて、なかなか書けないんですよね。
ある記事に対する批判や反論,違う視点からの意見にも情報価値はあります。
情報価値と好き・嫌いは本来、別なモノです。 しかし、「キライなもの=価値がない」と判断してしまいがち。
>あくまでサービス会社が、、ですね。
個人がやっても構わない、と私は思います。 良薬、口に苦し。 憎まれ役を買って出る強者・勇者がいてもいい。 ただし、正義のヒーローを気取るのはダメですが。
>業者や個人が嫌がらせするのを正当化する理由としては認めたくないなー。。
これは意味が分かりません。 論理的な根拠の伴う反論であれば、それは、嫌がらせではない、と考えます。
誹謗・中傷の嫌がらせと、批判・反論の意見は、分けて扱うべきです。
反論する側の文章の書き方には(批判記事を読んでもらう)工夫が必要かもしれませんけど、反論を「嫌がらせ」だと感じてしまう受け取り側にも問題があると思います。
でわでわ。
Posted by: TAKO | September 28, 2005 02:34 PM
TAKOさん、こんにちは。
>論理的な根拠の伴う反論であれば、それは、嫌がらせではない、と考えます。
反論というものをする人の多くが、自論に「論理的な根拠」があると思い込んでいて疑わないんですよね。(自省も含めて)
その論理がおかしかったりデタラメだったりすると、下手な嫌がらせより始末が悪い。
あと、相手の空気を読めなくてしつこくカラむのも(多人数で一度ずつなんて攻撃も含めて)、嫌がらせと見られて仕方ないですね。
>反論を「嫌がらせ」だと感じてしまう受け取り側にも問題があると思います。
嫌がらせレベルの反論(反論に限らず、元の意見も)が多いからこそ、不毛な議論が多くなるんだと思っています。
Posted by: ピーちゃ♪ | October 01, 2005 11:58 AM
>ある記事に対する批判や反論,違う視点からの意見にも情報価値はあります。
単なる反対表明と相手への非難だけでは情報価値があるとは言えないですね。
また、反発されるからと言って相手のせいばかりにするのも、自記事の情報価値の向上を妨げます。
じゃーお前はできるのか?と言われると、、アレですけどね。
この手の問題でTAKOさんやえっけんさんに負けないような情報価値を示すことは当分できそうにありません。
Posted by: ピーちゃ♪ | October 01, 2005 12:08 PM
ピーちゃ♪さん
>負けないような情報価値
情報に勝ち負けはないと思います。 勝敗があるとすれば、それは、タイミングでしょうか。
早すぎる予言は忘れ去られ、遅すぎる検証は(対象への)興味がなくなりがち。
価値の優劣を気にしていたら、何も書けなくなってしまいますよ。
でわでわ。
Posted by: TAKO | October 03, 2005 12:19 AM
>価値の優劣を気にしていたら、何も書けなくなってしまいますよ。
実際書けなくなってるんですけどね。(^_^;)
又、一般論なんて聞きたくないとおっしゃって、ある事には事実上書けない場所もありますし。。
優劣はともかく、有無は気にします。
特に、相手や誰かにとって気の悪い話であればあるほど、、わざわざ「記事」にするのなら。
そして気にしなければ、自分の成長も発展もないのではないかと思ってます。
少なくともそれ相応の価値を認められなければ、他人への批判・反論などトラバできませんね、私は。
インターネットが本来「情報網」である以上、情報価値についてはもっと考えられて良いのではないかと思ふ。
くだらん非難ばかり蔓延しては、ますます不毛なだけの議論が増えていきます。
Posted by: ピーちゃ♪ | October 05, 2005 01:21 PM