アンチ・パターンに返答してみる
拙記事:議論のアンチ・パターンと続、アンチ・パターン。が、個人ニュースサイトやSBM等にて紹介/ブックマークされました。
今回は、記事に寄せられた一部のコメントについて簡単に返事したいと思います。
~ 明日は明日の風が吹くさんより引用 ~
相手が答えない質問に対して、それを答えろとだけ書き込むというパターン。幾ら相手が書いても、それがはぐらかしだとかずれてるとか言って、単純に答えさせようとする。
「質問攻め」を繰り返すイヤな相手ですね。 論点をはぐらかしているのはどっちだ?と言いたいです。
「その質問は、本題とどう関係するのか?」と、逆に質問してみて反応を見るのが良いかと思われます。
~ maaと愉快な仲間達さんより引用 ~
屁理屈だとかはよく言われるなぁ、屁理屈も立派な理屈のうちだと思っている私には効かないんですけど・・・
屁理屈が嫌われる原因の1つは、主張と根拠における「根拠」を補足説明するための論述が長々しくて、くだくだしいからだと思われます。 論点と関係ない(ように見える)説明を聞かされる or 読まされる側にとっては多少イライラするのかもしれません。
相手に、「それは本題と無関係なのでは?」と思わせてしまう、そういうヘタな屁理屈は言わないようにしたいものです。
~ 気にな・る・こ・と♪さんより引用(2005.8.25) ~
屁理屈も理屈のうちでしょう。。。
そうです。 問題は、屁理屈でも何でもない、通常なら「論理的な説明」として扱われるべき理屈が、「それは屁理屈だ!」のひと言で返されてしまうことなのです。 そんな相手に対しては、「私の説明のどこが屁理屈ですか?」と聞いてみてもいいかも? まあ、質問したところで恐らくは、「全部だ!」と言われて終わるのでしょうけど。
~ Shamrock's Cafeさんより引用 ~
データは大事だし、主観入りまくった意見はアレだけど、「ソースがない?じゃあその意見はダメですね」と鬼の首とったように勝ち誇るのは議論する気失せる(そして大抵自分はデータ出してこない)。
まさに、「19.ソースの提示要求」ですね。 実は、このコメントを読んで、過去記事:根拠を示せ!と言われたらを思い出し、「続、アンチ・パターン。」に追加したのです。
~ 新・ぴかちふ式さんより引用 ~
こういう卑怯技をしっかり使って、議論に勝てるようになりたいものだ。
どうしても勝ちたい人は、汚い手段を使ってでも勝てばいい。と思います。 それでも、「議論に勝った。」という自己満足以外に得るものは何もないでしょう。 むしろ、失うモノのほうが多いかもです。
と、マジレスしてみました。
~ クローン人間現るッッッ!!の巻きさんより引用 ~
個人的にはこれらのことには気を付けてるつもり。
でも他の人は普通にやっているものが多いよなー。
「あなたの議論相手がやっていることは、もしかしたら、アンチ・パターンかもしれませんよ?」という注意の促しに少しでも気づいてもらえたらいいなあ。と思ってエントリを書きました。
~ memo.blogさんより引用 ~
ブログに限らにゃーし、なんか怖いねぃ。
相手が良かれと思ってやってると余計対応しにくかったり?
ブログも議論も、楽しいことばかりぢゃないですからね。 イヤなことや怖いコトも少なくないと思います。
強い正義感&義憤心による介入って、余計なお節介だったり大きなお世話だったりして、ありがた迷惑な面も多々あります。
~ はてなブックマークの hehyoさん のコメントより引用 ~
2005年08月24日 hehyo 『[ネット][ウェブ]ネットの議論ほど不毛なものはない。と言ってたヤツがいたことを思いだした。』
議論を不毛にしているのは、ネットではなく、人間です。 とは言うものの、顔の見えないネットだからこそ、醜い言い争いへと発展しやすいのでしょう。
~ はてなブックマークの kanimasterさん のコメントより引用 ~
2005年08月26日 kanimaster 『[communication][議論] タイトルは、anti よりも、wrong のほうが suitable だと思います。』
そうかもしれません。 ですが、システム開発の設計手法には、「デザイン・パターン」なるモノがありまして、有用な設計パターンと、やってはいけないアンチ・パターンとの、大きく2つに分類されます。 推奨パターンとしては、GoFの23パターンが有名です。 アンチ・パターンについては、書籍:アンチパターン―ソフトウェア危篤患者の救出(amazon)のレビュー部分を以下に引用します。
~ アンチパターン(amazon)のレビューより引用 ~
システム開発において「こうあるべきだ」というセオリーがデザインパターンであるのに対し、「こうあってはならない」のがアンチパターンだ。本書は、システム開発から導入までのさまざまなフェーズにおけるアンチパターンを解説すると同時に、それらのアンチパターンが発生する背景に至るまでを分析する。
システム開発に携わった経験のある方なら、この本は面白いと思いますよ。
今回は、「これをやったらシステム開発が頓挫するかもよ~。」のアンチ・パターンから、「アンチ・パターン」の名称だけ流用して、「これをやったら議論が泥沼化するかもねー。」という意味で、「議論のアンチ・パターン」を列挙しました。
…って、解説してみましたけど、Kenさんは既にご存知かもですね。
以上です。
当ブログの記事を紹介(または、クリップ)してくださった皆さん、ありがとうございました。
【感謝(順不同)】
まなめはうすさん
RinRin王国さん
独り言以外の何かさん
STAR LIGHT PARADEさん
不備日報さん
はてなブックマーク - ぽんすブログ: 議論のアンチ・パターン
はてなブックマーク - ぽんすブログ: 続、アンチ・パターン。
【参考】
「ホントにそれブックマークしたいのかなぁ~」への反応集(『斬(ざん)』さん)
【デザイン・パターン】
IT用語辞典 e-Words : デザインパターンとは
デザインパターン - Wikipedia
ギコ猫とデザインパターン(結城浩さん)
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Comments
「明日は明日の風が吹く」の☆YAS!☆です、はじめまして。
コメントにお返事を頂いたので、更にお返事に伺いました(笑)。
>「その質問は、本題とどう関係するのか?」と、逆に質問してみて反応を見るのが良いかと思われます。
これをやると「質問をするならまずお前が質問に答えてからだ、逃げるな」とか書かれるのです……つまり、自分の土俵からは一歩も出ないのです。
最近はそういうやり取りを見ませんが、パソコン通信時代はやたら多く見ていて、恐れおののいてました(^^;
Posted by: ☆YAS!☆ | September 03, 2005 09:40 PM
☆YAS!☆さん
はじめまして。
>これをやると「質問をするならまずお前が質問に答えてからだ、逃げるな」とか書かれるのです
うーん、「逃げてるのはどっちだ?」と言いたい気分ですけど、そんな相手とマトモに議論することはムリなので、無視するのが得策かと。
あーでも、シカトしたら今度は、「無視するな、卑怯者!」と文句を言われそうですね。
>自分の土俵からは一歩も出ないのです。
たぶん、「出たら負けだ。」みたいに考えているのでしょう。 「議論は勝ち負けだ。」と思い込んでいる証左かも。 でわでわ。
Posted by: TAKO | September 03, 2005 11:56 PM
「アンチ・パターン」は、システム開発用語だったんですね。
知りませんでした。
語源についての解説、ありがとうございました。
Posted by: Ken | September 09, 2005 09:21 AM
Kenさん
>語源についての解説、ありがとうございました。
いえいえ。
アンチ・パターンは、反面教師みたいなものです。 でわでわ。
Posted by: TAKO | September 10, 2005 05:57 AM