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June 22, 2005

根拠を示せ!と言われたら

「根拠を示せ!」と言われたら、相手に注意しようよ。

まず相手を確認して、怒ってるか笑ってるか、顔色が青いか赤いかをよく見極めて対応しましょう。 え? ネットぢゃ相手の顔が見えない? いえいえ、それまでの遣り取りから相手の態度を推察するのですよ。

主義・主張の異なる相手と建設的な意見交換ができるかどうかをね。

発展する議論が望めそうなら、ソースの提示はすべきでしょう。 しかし、相手がケンカ腰で勝ち負けにこだわっているようでしたら、提示を控えたほうが良いかもしれません。 議論を勝ち負けだと思ってる相手に対して、どんな資料を提示しても、「ふん、根拠としては弱いな。」などと書かれておしまいですから。

もし仮に、提出資料にローマ教皇の直筆サインがあったとしても、「オレは神を信じないから、そんなモノは無意味だ。」とかなんとか切り返されて終わりかも。 ……いや、僕もいきなりローマ法王のサインを見せられても分かんないし困るし、逆に怪しむかも?(笑)

では、具体例に移ります。 ここからはトラックバックの話です。

【オレ・ルール】

先月、あるブログのコメント欄にて以下のような遣り取りがありました。

~ まるこ姫の独り言「衝撃発言!!かな?」の、TAKOのコメントより引用 ~

ところで、コレ↓はどうなのでしょう?

トラックバックのネチケット(けーたのブログさん)
http://blog.goo.ne.jp/kosens/e/04606c3185edc3335def6a4306e23fca

ここでの、あふらさんの発言は、「他者への強制」をしているように見受けられます。 「苦言」と言いつつ、何かを押しつけようとしていませんか?
トラックバック自体に「通知」の意味があります。 「トラバ事前コメント」は、あふらさんのマイ・ルールに過ぎないと思いますが、いかがでしょうか?

という私の質問に対して、

~ 同、あふらさんのコメントより引用 ~

なにか 横から言われているようですが > TAKO@ぽんす

>.あふらさんのマイ・ルールに過ぎないと思いますが、いかがでしょうか?

TBの意味があなたの言われる事だとは、どこにも見つけられません。
根拠を記述していただけますか。

あなたのTBの理解が正しいのであれば、根拠は無数に存在するはずです。

との、ご返事。

そこでの私は、「そんなの自分で調べればいいに。」と思いつつも、あえて、根拠の提示をしませんでした。 管理人のまるこ姫さんが「トラバの話は両者どちらかのサイトで」と促されたことと、私が「今ここで何を提示しても拒絶されるだけだろうな。」と感じたからです。

その後、拙記事:マナーを語るマナーにて、トラバ事前コメントの話題に触れたところ、翌日(5/21土)このような↓ご発言がありました。

~ 「Kakoさんへの返事」の、あふらさんのコメントより引用 ~

ま 「勝手にTBしてなぜ悪い?」と言われているのですから 理解されてはいないのでしょう。

このコメントを読んで、私は、「やっぱりあの時、素直にソースを提示しないで良かったなあ。」と安堵し、そして、僕が何を理解していないのかを知りたいと思い、「教えてください。」とコメントレスしました。

しかし、残念ながら未だ返答はありません。

【トラバのマナー】

ここで、「トラバ事前コメントは不要」だと考えているのは私だけではないことを証明しておきます。

トラックバック・ポリシーを作ろう。ルールやマナーに悩む人のための作成ガイド(絵文録ことのはさん)

この記事↑へ寄せられたトラックバックの先にあるエントリ(トラックバック・ポリシー)を見てみてください。 「礼儀・挨拶」について、各項目の選択肢はどうなっていますか? 拝見すると、ブログ管理人の皆さんがどのようなトラックバック・ポリシーをお持ちなのかが分かると思います。

もちろん、この記事に送信されたトラバだけでブログ全体のトラックバック・ポリシーを総括することはできませんし、総評するつもりもありません。 あくまで、トラバについて、「私と似たポリシーを持つ方々もおられます。」ということを示したいだけです。

【トラバの定義】

トラバの定義に関しては、拙記事:Notificationとトラックバックで触れております。 いちおう、参考までに。

と、ここまで書いてきて、「僕はいったい誰に向けて書いてるんだろう?」と思いました。 ええ、本来なら、あふらさんのブログへトラバ送信を行うべきなのですが、あふら写真館同(デカ版)内にトラックバック・ポリシーやトラバ論の記事が見当たらないので、ひとまず控えております。

「僕の記事を読んでくださーい。(はあと)」と、わざわざコメントしに行くのもマヌケな感じですし。 まあ、僕が道化役でもいいんですけどね。

【注意】

2005.6.23現在、当ぽんすブログからあふら写真館へのアクセスができない状態にあります。 先方のブログにてアクセス拒否設定が行われているようです。

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Comments

トラックバックポリシーなど守る必要は無いと思うんですよ。
守った方がよい、と思うのは、相手とのトラブルを避ける為だし、ポリシーを歌った方がよい、というのは、黙って削除する事もあるよ、という警告になるから。

はてなブクマクにいれた無断リンクの件と言い、最近ちょっとアレな人が多いと感じる、札幌30度になる日の朝。

Posted by: えっけん | June 22, 2005 07:54 AM

荒らしてやれや そんなやつ
いくらでも、ばれない方法 あるやろ

それが できないほど、馬鹿じゃないやろ > あんた

Posted by: とおりすがり | June 22, 2005 10:16 PM

えっけんさん

>黙って削除する事もあるよ、という警告になるから。

免罪符ですね。 ポリシーを掲げていようがいまいが削除権は管理人にあります。 ポリシーを明記するのは、ちゃんと従ってくれる方々がいるから。 それでも読んで納得できなければ守る必要はないでしょうし、当然、自分のポリシー表記だって守られないかもしれないワケです。

ただ、アレな主張はちょっと勘弁して欲しいなあ。と思う熊本、雨の夜。


・・・

とおりすがりさん

私は今回、論争するつもりも荒らすつもりもありません。 ですので、もし仮に、何か不快な出来事があったとしても、「それは私の仕業ではない。」と明言しておきます。

コメントどうもです。 でわでわ。

Posted by: TAKO | June 22, 2005 11:07 PM

トラックバックであれなんであれ、「常識」とか「マナー」を問われるものほど曖昧なものはないと思っていますので、自分の主張を掲げてスタンスを決めておくのは、スマートではないかもしれませんが、有効なことだと考えています。

わたしは相手のTBポリシーを尊重しますが、それは、TB PINGを撃つ、ということが、(それが対立意見であれ)多かれ少なかれ相手に対する好意を表すものであるからでしょうね。嫌いな相手には絡みたいと思いませんし、歯牙にもかけない輩が何を言おうと気になりませんから。


以前、コミュニケーションを主たる目的としたサークルを主催していたことがあるのですが(アダルトサイトじゃないよ?w)、掲示板やチャットのマナーのようなものは、主張する人も、主張される意見もたくさんあって、火種になりやすいテーマでした。

ネットは顔の見えない世界なので、ということが良く言われますが、特にネット限定ということではなく、人との関わり方が得意じゃない人が目立つようになったなぁ、とは思います。そしてネットはそういう人が住みやすい世界でもあるので。

Posted by: かりな | June 23, 2005 03:58 PM

かりなさん

>自分の主張を掲げてスタンスを決めておく

ポリシーを明文化しておくことは意味があると思います。 Webサイトのトップページやプロフ欄など、目につきやすい場所に掲げておくとなお良いでしょうね。 訪問者が、管理人のスタンスを理解して従ってくれるかどうかは別としても、です。

>嫌いな相手には絡みたいと思いませんし

「賛同は嬉しい、反論はキライ。」な気持ちは分かります。(僕もそうです。) 本気でイヤなら、無視して相手にしません。 これは、かりなさんと同意です。
異論を受けた側にとって不快でも、他人が「自分の意見を扱ってくれていること」自体は有り難いことだと考えてもらいたいです。 というか、そう考える心の余裕を持って欲しいなあ。と思います。 しかし多くの場合、キレたり反発したり自己正当化したり拒絶反応を示したりしてしまいがち。 って、僕もあんまり自分を棚に上げて言えませんけど。(汗)

>掲示板やチャットのマナーのようなものは、(中略)、火種になりやすいテーマでした。

「コミュニケーションが目的なのに、モメてどうするよ?」と思いましたが、管理人の立場としてはコントロールが大変だったことでしょう。
マナーを熱く語る人々について、僕は概ね好意的なのです。 ただし、善意の人々への対応こそ実は難しいのかもしれない。と思ってます。 理由は、善意で指摘される方に対して反論すると、いきなりブチ切れて激怒したりするから。 もはや、マナーも善意も何もかもスッ飛んでしまうようです。 こわや、こわや。

というワケで、ほぼ同じことを書かれているこの記事↓をご一読ください。

反論とは、「もう一度考えてください」と伝えたいだけなのです。(304 Not Modifiedさん)
http://maname.txt-nifty.com/blog/2005/06/post_f41b_1.html

既にご存知だったらすみません。 いや、コメントレスを書いてたら、「そういえば、まなめさんが似たような記事を上げておられたなあ。」と思い出して再読するとコメント欄の内容まで似ていて、「これぢゃあ、僕のこのコメントレスは独創性がないよなぁ。」と少し落ち込み気味。(悲)

>特にネット限定ということではなく、人との関わり方が得意じゃない人が目立つ

リアルでおかしな人が増えているのに比例して、ネットでアレな人達が増えてるのかもです。 深刻なのは、リアルなほう。

あと、当エントリの内容に強引に戻しちゃいますが、「根拠を示せ!」との要求が釣りかどうかを見極めよう。というのが拙記事の主旨です。

「それは建前で、本当はトラバの話がしたいだけなんだろ?」と言われたら、図星ですけど。(笑) でわでわ。

Posted by: TAKO | June 24, 2005 03:53 AM

有用なリンク先のご紹介ありがとうございます。
実はTAKOさんへのコメントを書き入れているうちに、色々思い出してメモったものがあります。
その中に「馬鹿は放っておきましょう、狂犬に噛まれたと思って忘れましょう、というその場を宥めようとしているかに見える言葉の持つ傲慢さが周りをトランスさせやすいんですね。(中略)誹謗、中傷と言ったわかりやすい暴力ではなく、善意や正義の刃は納める鞘を見つけるのがとても難しく、時に古傷になってじくじく残ることがあるので」という文があって、なんだか「おお?」と思いましたです。

TAKOさんのエントリーの主旨は理解しているつもりでしたが、わたしも踊らされやすいものですから。シツレイ致しました(笑)

Posted by: かりな | June 24, 2005 08:23 AM

かりなさん

>善意や正義の刃は納める鞘を見つけるのがとても難しく

正義ほど厄介なモノはないですね。 正義を主張する方に対して、「それは少し違うのでは?」と意見すると、正義の刃が指摘者に向かってきますから。 しかも全力で。

反論が上手な人は、その辺の対処とか指摘のやり方(言い回し)とか受け流しも上手いのでしょうね。 でわでわ。

Posted by: TAKO | June 24, 2005 09:54 PM

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