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June 29, 2005

リンクのルール

虎場物語(ルール・オブ・ザ・リンク)三部作の最終章は、原点回帰して、リンクの話です。

【これまでのあらすじ】

1.混沌としたトラックバックの周辺について一度整理してみよう。と思って書いたのが、トラバのルールでした。

2.次に、「ココログの提唱するトラバ・ルール」への言及、および、ココログの当該記事に対して反論されてる方に質問を試みたエントリ:ココログのトラバ・ルールを続けてアップしました。

3.そして今回、言及リンクのないTrackBackの何がいけないのか(ただのにっきさん)を拝読した僕なりの反応(意見)を述べてみたいと思います。 こうして書いてる時点で既に眠いので、うまくまとまらないかもしれません。

結論から先に書くと、「リンクを張らずにトラバだけ打つ人は、要するにセコイのでは?」ってことです。

と、誤解を招くような言い方をして脊髄反射されると困るので、あらかじめ明記しておきます。

【TAKOのトラックバック・ポリシー】

私は、トラバの使われ方としては言及トラバが望ましいと考えております。 記事に言及しているならリンクも貼ってあるハズですから。 また、言及ではなく、話題の発展性としてのトラバも良いでしょう。
ただし、「リンクも言及もないトラバはダメだ。」とは思っていません。 当ブログにいただいたトラバにも「リンクなしトラバ」は多数ありましたが、削除せず残してあるトラバもいくつかあります。 右サイドバーの「最近のトラックバック」をご覧になれば分かると思います。

【実験くん】

リンクせずにトラバだけ打つと、どんな不便が生じるか? 具体例を挙げて見てみましょう。 近ごろ、ココログが異常に重いので表示に時間がかかるかもです。 僕のせいぢゃないけど、ごめんなさい。

まず始めに、この記事A:すごいかわいい←を見てください。

きっと、何のことか分からないと思います。

次に、この記事B:飼いネコ←を見て、記事Bに付いたトラックバック先へ飛んでみてください。

やっと、最初の記事Aの意味が分かるハズです。 でも、記事Aだけ見た人は全く分かりませんよね? 意味不明の理由は、記事Aから記事Bへの参照リンクが張ってないからなのです。
ここでは、リンクなしトラバの不都合を分かりやすくするためデフォルメした記事を用意しました。 ですが、似たような事例を見かけたことはあるかと存じます。
記事AとBの関係と同じ問題が、他所のブログのココココのエントリ間でも起きてますね。

【何故、リンクを張らないのか?】

どうして、トラバは打つのにリンクは張らないのでしょうか?
いくつか理由を考えてみました。

a.リンクを貼るのが面倒くさいから。
 →リンク貼りは、相手記事内のトラックバックpingURLを探してコピペするのと何ら変わりはないと思います。 例えば、記事内容のほとんどを他者の引用で済ますコピペのプロ?なら、リンク貼りなんて簡単な作業のハズです。 記事を書く労力に比べたら、リンク貼りなどスグ出来ます。 「面倒くさい」は言い訳になりません。

b.そういう仕様だから。
 →確かに、リンクなしでもトラバは打てます。(はてなダイアリーは仕様上、打てないようです。) ブロガーの中には、「リンクがないことに文句があるならトラックバックの仕組みを変更しろ!」と開き直る方もおられます。 そして、相も変わらずトラバ乱射を繰り返し、オオカミ少年(*1)になりましたとさ。 めでたし、めでたし。 いや、めでたくない。

c.リンクを張ると、相手先ブログに読者を奪われそうで怖いから。
 →自分(の記事)に自信がないので、貼らない。 その気持ちは私も少し理解できます。 では何故、自信のない記事をトラバを使って宣伝しようとするのでしょうか? 宣伝するほどの自信があるのなら、堂々と相手記事リンクを貼れば良いと思います。

d.トラバ送信にのみ注力してリンク貼付を忘れてしまったから。
 →こいつぁうっかりだ。(by 高橋元太郎さん)

【自ブログの読者を奪われたくないから、なのか?】

上記の理由、「c.自ブログに自信がないからリンクしない。」の仮説が正しいとすると、たいして内容のある記事ぢゃないのに大量トラックバックを送信する行為が、なんだか滑稽に見えてきます。 それがアフィリエイト記事であったならば、目的がハッキリしているぶん削除するのに躊躇などしません。 が、商用以外の目的だった場合の扱いには少し気を遣います。

トラバを受信した側の行動フローとして、

トラバ受信 → 相手記事の確認 → リンクなし&言及なし → ウォーリーを探せ(*2) → キーワード発見 → 「自称」関連記事と判定 → このまま残すかトラバ削除するか悩む。 といった流れになります。

時間も使いますね。(怒)

【情報は発信者の元に集まってくる】

「人と情報は、発信者の元に集まって来る。」という法則(ジンクス)があります。

誤解のないように書くと、ここで言う「発信者」は、トラバ乱射する人のことではありません。
発信者とは、有用な知識や情報源(リンク)を惜し気なく提供する人のことです。

喩えるなら、友人・知人へ頻繁に電話をかけてる人のケータイはよく鳴るし、メールで情報発信してる人はそれなりに受信も多いってこと。 まあ、ケータイばかり触ってるものどうか?と思うし、ブログばかりやってるのもいかがなものか?と思いますけど。(笑)

ちょっと喩えが悪かったかな? うーん、「友人・知人達からPCの相談を受けて適切に回答してる人は、ますます詳しくなっていき、聞いてるだけの教えてクン達は変わらない。」 それはナゼか? 「自分で調べて得た知識だから身につき、さらにエキスパートになっていく」から。

……喩えがズレてきた気がする。 眠いのかも? もう寝ます。


ハッピー・トラックバックへ続く。


(*1)
オオカミ少年トラックバック:「ボクの記事を読んで読んでー!」と叫んで町中を触れ回り、始めの頃は皆、興味を持って読みに行くが、いつもツマラナイことしか書いてないため次第に誰も見に行かなくなる現象。
スパムまがいのトラバを乱射していると、本当に読んで欲しい記事があっても無視されてしまう、という自業自得。
出典:トラバの操作方法を語る前に

(*2)
ウォーリーを探せ:トラバを受信した際、とりあえず相手先へ見に行くと、受信した記事との関連が不明なことがある。 その場合、相手記事をよく読むと、ある特定のキーワードが一致しているだけだったりするのだが、この作業がまるで、絵本「ウォーリーを探せ」を見ているような気分にさせられるため命名された。
出典:「トラックバックありがとう」というコメント(ヒビアンさん)


参考:
私のトラックバック論(304 Not Modifiedさん)
トラックバックに関する雑感3(むだづかいにっき♂さん)
トラックバック・ポリシーについて考える(BLOG STATIONさん)
言及リンクのないTrackBackの何がいけないのか(ただのにっきさん)
みんなが認める当たり前なんて無い(Blog向上委員会さん)

関連記事:酔狂でええぢゃないか

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Comments

僕は相手へのリンク、必ずしも絶対条件ではないのですが、基本的に言及の無い(=リンクのない)トラックバック送信元記事は、「面白くない」
不快だっていうのではなく、トラックバックというのは、リンクのない場合は、相手の記事よりも有用性が高くないと、ただの宣伝と思うし、そこまで優れた記事を書ける人は、そんなに多くはないと思うから。

Posted by: えっけん | June 29, 2005 07:42 AM

猫の画像を使った例はわかりやすくてよかったです。

Posted by: hsbt | June 29, 2005 08:34 AM

リンクを貼らない理由って、どこにいくつトラックバックを打ったかわからないようにしてるってのもあると思う。
スパムの大半はコレでしょう。

それと、ここで言うことではないんだけど、ちょっと愚痴。
自分とこで言うとケンカ売ることになって、そのケンカの主意は相手に伝わらないと思うので放置してあるというか。
削除も考えたけど、きっと削除も誤解されて受け取られそうな気がして放置。
これ以上、相手に気持ち揺らされたくなくて、「行動しない」ことを選択。
「女性専用車両」に関する二つ目の記事へのTB。
「女性専用車両」の存在の是非については「任せる」「議論の相手になりたくない」って言ってるのに、と、思う。
トラックバックを送ってきた記事のコメント欄の、この管理者の些細な表現が、「被害者になる方にも責任がある」というそういう部分がね、こう、なんというか「来る」んだよね、痛みにつながる。
結局わからない、理解されない、無神経な二次被害にも遭う。
だから黙る。
そういうことなんだけどね、性被害って。
つくづくコメント不可にしてよかったと思いました。

Posted by: S嬢 | June 29, 2005 09:34 AM

えっけんさん

>基本的に言及の無い(=リンクのない)トラックバック送信元記事は、「面白くない」

リンクの有無と記事の面白さは必ずしも直結しないと思いますけど、その評価は結構当たってるかもしれません。 これまでの経験上。

>優れた記事を書ける人は、そんなに多くはないと思う

有用な記事を書く人はエントリ内に必要なリンクを貼ってるでしょうし、面白い記事を書く人は無闇にトラバ送信しないものです。
リンクなしのトラバを乱射してる連中は、それとは真逆のことをやってるワケです。 確信犯は仕方ないとしても、「トラバはリンク不要なんだ。」と解釈して使ってる初心者さん達こそ問題かもです。 「キーワード検索でヒットした関連記事へ気軽にトラバ送信しましょう。」と、熱心な啓蒙活動を行ってる人もおられますし。

・・・

hsbtさん

はじめまして。

>わかりやすくてよかったです。

ありがとうございます。

・・・

S嬢さん

>どこにいくつトラックバックを打ったかわからないようにしてる

それは、あるでしょうね。 コメント欄の「トラバどうもです。」の数で見当は付きますけど。

私は、自分がドコにトラバ送信したか把握しておきたいのもあって、記事内に言及先リンクを貼るようにしてます。
あと、トラバは送信しないけど参考になった記事のリンクも貼ってます。 それほど明確に決めてませんが、「言及」と「参考」の違いによってトラバ送信する/しないを判断してます。

>削除も誤解されて受け取られそうな気がして放置

トラバ削除して構わないと思いますよ。 リンクも張ってないようですし、それより何より、一時的な暑さ寒さと同列に扱おうとしてる段階でズレちゃってます。 独り言をトラバ送信しないでくださいね、と。
まあ、コトを荒立てるつもりはないので僕が先方へ直に発言するのは控えます。 S嬢さんもそれは望んでおられないでしょうから。

>コメント不可にしてよかったと思いました。

トラバも不可にされてみては? 個別に設定できないのなら仕方ありませんけど、gooブログの仕組みが分かりませんので。

本題に戻って、やっぱり、リンク云々ではなく、トラバ仕様(使用)と利己主義の兼ね合いの産物なんですかね? リンクなしトラバは。
でわでわ。

Posted by: TAKO | June 29, 2005 07:00 PM

サンキュ。

>独り言をトラバ送信しないでくださいね、と。

通常は「単なる削除」でいくんだけどね。
ちゃんと読まれてないのか、ここまで言っても通じないのか、後者の無力感みたいなものにやられてました。

でも、愚痴らせていただいてすっきりと、判断が決まった。
現状維持で放置します。
こういうズレた存在、解釈ってものがあるから、そういう二次被害で黙らせられるんだよという象徴として残します。
いわば、閲覧者の判断に任せるというか。

gooブログは個別のTB不可、できないんですよ。
でも、それができないから一個目の方がいいTBついた。
TBが送ってもらわなきゃわからなかったと思う。
このTBがついたブログ、閲覧者が多いみたいで、アクセス元としても影響力高くて、そこからまた広がりも見せているようなんですよね。
そこから広がっているのを被リンクでいくつか見つけたんだけど、そのブログにTBが一個しかついてないのもまた興味深い。

せっかく書いたから、情報として生きればいいなと思う。
それに、書いて公開したことで、自分の経験に対していい意味で心理的な距離もできてよかったと思う。
こういうことも、ブログの持つ力なんでしょうね。

Posted by: S嬢 | June 29, 2005 08:59 PM

S嬢さん

>ズレた存在、解釈ってものがあるから

たまーに、「この記事を読んでの感想(反応)がソレですか?」と首を傾げることがあります。

>一個目の方がいいTBついた。

1つ目のトラバは良いですね。 コメントも好感が持てます。

>ブログの持つ力なんでしょうね。

ブログの、というより、S嬢さんのチカラだと私は思います。 でわでわ。

Posted by: TAKO | June 29, 2005 11:05 PM

はてブ、コメント、サンキュです。
ここから回ってきたようなんですが。
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_9323.html

ここでも荒らしてたのと同一人物のようで、すっきり削除されてしまった分のうっぷんがこっちに来るかなあ、と。
削除してもいいんだけど、削除→投稿→削除のイタチごっこにつき合うのも面倒だなあと。

連休なんで、ちょっと放置します。

以上、経過報告、でした。

Posted by: S嬢 | July 16, 2005 11:33 PM

S嬢さん

リンク先の記事とコメント欄を読みました。 賛否両論あるようですね。 一部の犯罪者によって性被害に遭い、その対策として専用車両を設けたために利用客が迷惑している。 鉄道各社も苦肉の策だったのでしょう。 この現象は多くの問題を含んでいると思います。

>連休なんで、ちょっと放置します。

削除をオススメします。と言いたいところですが、削除をネタにまた書き込みが来そうですよね。 不毛なイタチゴッコは避けたいもの。

S嬢さんの記事は、男性差別が論点ぢゃないのにねえ。 どうしても男性差別をテーマにしたいのであれば、あのような言っ放しや書き捨てでなく、もっと「男らしく」論理的な反論が欲しいところ。 男らしく女らしくという言い方はしたくないのですが、性差別を問題視する男なら感情的でみっともない中傷はやめて、正々堂々と持論を展開すればいいに。 いっそのこと、ブログを開設して主張なりトラバなりすればいいに。

あえて、S嬢さんに厳しい意見を述べますと、女性専用車両の是非を問う議論において性差別の話題は必ず出てきます。 いくらS嬢さんご自身が、「是非は問うていない。」とおっしゃっても、男性差別の問題にこじつけて反論してくる人がいるだろうことは予想できたハズです。
もちろん、そうした予感もあってのコメント受付拒否だったのでしょう。 そのお気持ちは分かります。 しかし、そのコメント拒否が、おそらくS嬢さんの意図しない所で、男性蔑視に敏感な人にとっての反感を買う結果となってしまいました。 良い悪いは別にして、このことは重く受け止めるしかないと思います。

ただし、建設的な意見のカケラもない誹謗中傷に対しては、管理人が遠慮することはありません。 必要(不要)なら削除して構わないでしょう。 中傷コメントがさらなる荒らしを呼ぶキッカケになるやもしれませんので。 これは、S嬢さんの記事を楽しみにしている一読者(私)からのお願いです。 ご判断はお任せします。

と、ここからリンクの話に強引につなげて行きます。 拙記事の題名は「リンクのルール」ですので。 「リンク」だけに、「繋げ」ますよ。(笑)

あの記事を公開されたのがS嬢さんでなく、別の人だった場合を想定してみました。 仮にN姉さんとしましょう。 N姉さん(仮名)はPC初心者で、Webの概念や仕組みについてもよく知りません。

で、N姉さんの書いた記事が某巨大掲示板の反対派の人達の集うスレにURLと共に晒され、N姉さんのブログに誹謗中傷の荒らしがやってくるワケです。 名無し達の心ない書き込みが何日も続き、その対応に追われて疲れ果てたN姉さんは以下のような宣言を出しました。

「当ブログは『無断リンク禁止』です!」

h1タグでひと言だけ書かれた宣言。 禁止する理由は書いていない。

この宣言を見た峠のキャラバン監視員が狼煙を上げ、はてなブックマークにて報告したところ、「無断リンク禁止とは何事か!」 「Webを理解してないな。」 「粛清すべし!」と、モヒカン族が寄ってたかって責めたてます。 追い込まれたN姉さんはとうとうブログを閉鎖してしまいました。

以後、N姉さんはPCの電源を入れる頻度も少なくなり、かわいいノートPCも今では埃をかぶっています。(おしまい)

さて、N姉さんの宣言がマズかったのでしょうか? それとも、結果的に引導を渡す役目となったモヒカン族が悪だったのでしょうか? はたまた、ネットの匿名実名論も絡む問題なのでしょうか?

いくつか疑問を残したまま、一旦レスを終わります。 っていうか、書いてるウチに「これは新たに記事を起こしたほうがいいのかなあ?」という気もしてきたし。 まあ、とりあえずコメントで。 でわでわ。

Posted by: TAKO | July 17, 2005 01:46 AM

ええとね。
この「N姉さん」とわたしが友達だったら、わたしは何と言うかなあと、ずっと考えていたんですが。

以前、知ってるサイトがものすごいアラシの攻撃を受けていたことがありまして。
それを見た友人が、「閉めればいいんだよ」と。
「あのままにしていたら、実生活にだって、精神的な影響が出る」
「大事なのは実生活だ」と。

ほう、なるほど~と思って。
閉鎖に追い込まれるってのと、何が大事か自分で選んで閉鎖するってのとは、雲泥の差があると思うのでね。

でもN姉さんが、自分のネット上の「場」を自分のアイデンティティとしてとても重要な存在の位置づけだったら、コレはダメなわけで。

そうしたら、大事なのは「行動の指針」を持つこと。

「自分が思うその場の正当性」より、「距離を持って眺める冷静さ」
「時間的な対応」にあせらずに、「余裕を持って出方を決めること」

それを伝えながら、そばにいようと思うだろうなと。

>さて、N姉さんの宣言がマズかったのでしょうか? それとも、結果的に引導を渡す役目となったモヒカン族が悪だったのでしょうか? はたまた、ネットの匿名実名論も絡む問題なのでしょうか?

全て、実生活と実は同じ構造かも、と。
つまり、トラブルを抱えたときに、抱えてしまった人間に対して「支える友人」が存在するか否かということ。
これが大きいんではないかと。

「S嬢さん」は、「支える友人」の存在を有形無形で感じとっていましたので、あせらずに済みました。
それがネット上の自分の歩いてきた道なんだなあと、過去記事読んだりしていました。

支える根っこは「心のリンク」ということで、
リンク記事にこじつけて、コメントを終わらせていただきます。
ではね~~。

Posted by: S嬢 | July 21, 2005 06:22 PM

S嬢さん

ネットでもリアルでも常々感じるのは、もしも窮地に立った時、「誰も助けてくれない」のではないか?という、恐怖にも似た絶望感です。
自分からSOSが出せれば、まだ救われる可能性はあるのですけど、多くの場合、気づいた時にはもう手遅れだったりします。 リアルなら、文字通り致命的です。

>閉鎖に追い込まれるってのと、何が大事か自分で選んで閉鎖するってのとは、雲泥の差があると思うのでね。

確かに。 本意ではなかったにせよ、優先事項を選んだ結果の閉鎖なら、仕方なく閉鎖するのとは違いますね。

>それを伝えながら、そばにいようと思うだろうなと。

問題にどう対応するか。 アドバイスしてくれる存在が身近にいなければ、自分で対処せざるを得ません。 それは手探りで、そして失敗しがちなものです。 でも、失敗した経験を次に活かすことができるのなら、それで良いと思います。
ですので、1から10まで全てサポートしてあげる必要はないでしょう。 「行動の指針」のヒントを与える程度に留めて。 そして、傍に居る。

>トラブルを抱えたときに、抱えてしまった人間に対して「支える友人」が存在するか否かということ。

トラブルを相談できる友人ですね。 問題解決が目的ぢゃなく、「相談できるか否か?」これが大事だと思います。

>「支える友人」の存在を有形無形で感じとっていましたので、あせらずに済みました。

すみません; 当初は、そちらに直接コメントしようかと思い迷っていたのですけど、しばらく様子を見ることにしちゃいました。 別に、S嬢さんのお手並み拝見!と考えてたワケではありませんよ。

>支える根っこは「心のリンク」ということで

はい。 今後も付かず離れず馴れ合わず、忘れ去られない程度によろしくお願いします。(笑) でわでわ。

Posted by: TAKO | July 21, 2005 11:37 PM

あのね、あのね、
ちょっと違う。

わたしは基本的に、人に相談って、しません。
相談されれば、直接的につき合いますけど、自分は窮地の場合は、ですね。
わたしのことを信頼していてくれるだろうという、その存在を勝手に思うだけでわたしはよいのですよ。
それが「有形無形に」ということ。

TAKOさんは、有形だろうが無形だろうが、わたしにとってはどっちだっていいの。
あのね、ずっと前にドタバタしていたときに、基本的なとこであなたはわたしのことを疑っていなかったじゃないですか。
大事なのは、そういう人の存在を自分が知っているかどうか。
それが自分で対処していくときの「底力」になるものだと、わたしは思うのですよね。

ということで、もしもあなたが、
わたしがあなたに対して持っている「信頼」ということを忘れなければね、

>もしも窮地に立った時、「誰も助けてくれない」のではないか?という、恐怖にも似た絶望感です。

これは感じなくてもいいものだと思うわ。

「馴れ合い」は、個性として「やろうと思ってもできない」ので、ご安心を。

Posted by: S嬢 | July 22, 2005 12:10 AM

S嬢さん

>わたしのことを信頼していてくれるだろうという、その存在を勝手に思うだけでわたしはよいのですよ。

リアルにおける信頼感、ネットにおける信頼感。 それらを常に感じていられるのなら、おかしな言動はできなくなるハズですね。
恐らく、その感度が弱まった時に、魔が差すのでしょう。

>基本的なとこであなたはわたしのことを疑っていなかったじゃないですか。

はい。 まだロクに会話もしていない、ほとんど未知の状態だったにも関わらず、疑うことはありませんでした。 ただ、少し心配はしてましたけど。 という返答でいいのかな? いや、「ずっと前」の認識が互いにズレていたら困ると思うので。

>わたしがあなたに対して持っている「信頼」ということを忘れなければね、

ありがとうございます。

>これは感じなくてもいいものだと思うわ。

「人間は所詮、孤独な存在。」との認識が深く心に刻まれている私なので、ひとりでなんとかしなくちゃ!と、つい考えてしまうのです。

ですが、今回の遣り取りで、「心のリンク」がネット上にも生まれつつある予感が実感に変わりそうな気がしております。 もちろん、過度の期待は禁物ですけれど。 でわでわ。

Posted by: TAKO | July 22, 2005 01:39 AM

>という返答でいいのかな?

正解。

それとずっと上の部分のコレ。

>必要(不要)なら削除して構わないでしょう。

今日、削除したんですよ。
そうしたら、3時間後かなんかに全く同文を再度投稿されることに。
あら、いたちごっこの開始かしらと思って、スルーかなあ、と。

この状況、一番困るのは、人のブログに簡単にTBが送れないってことなんですよね。
つき合いのないとこで送りたいとこ、あるんだけどな。
心理的な「リンク妨害」効果は、高いなあ。

Posted by: S嬢 | July 23, 2005 05:44 PM

S嬢さん

>いたちごっこの開始かしらと思って、スルーかなあ、と。

本当はサクッと削除で良いのですが、あれだけ粘着・マークされていると、「よっぽどヒマなんだろうなあ。」と思ってしまいます。 S嬢さんに非はないので、余裕を持って構えておけばよろしいかと存じます。
おそらく今後は、あらゆる記事に対して難癖をつけてくる虞(おそれ)があります。 しかし、匿名者は自らの発言によって自分(=Unknown)の恥を晒すだけです。

万一のため、中傷を行う匿名コメントのIPアドレスや書き込み日時などのログは保存しておいたほうが良いです。 これは、公開用ではなく、サービス会社や当局へ被害状況を伝えるための証拠としてデータを残しておくのです。 もちろん、被害を訴えずに済めば良いのですけれど、これから増長するかも分かりませんので。
ブログ・サービス提供側も、自社サービスの有料(優良?)ユーザの安全性と快適さ・安心感の確保のために最大限の対応はしてくれるハズですから。

>つき合いのないとこで送りたいとこ、あるんだけどな。

あのような状況の場合、記事内に(相手の)リンクを貼ってトラバを送信すると、荒らしを先方(=リンク先)へ誘導することになってしまうので、トラバ送信先に迷惑をかけることになるかもしれない。という考慮は必要でしょうね。 もしトラバを打つとしたら、例外的に「リンクなしトラバ」が許されるパターンなのかな?

と、拙記事の「リンク」の主題に絡めてみました。(笑)

さて、私の所感を述べます。 ここからが本題。

今回、S嬢さんの一連の記事に対して寄せられている荒らしコメントが、どういう理由で付くのかを考えてみました。

その理由は、S嬢さんの記事に驚異を感じたからなのではないか?ということです。

電車内で痴漢に遭った体験談や実態調査のエントリを見た反対派の人達が、「S嬢さんの記事を放っておいたら自分達(=女性専用車両反対派)にとって不利だ。」と不安を感じて攻撃を仕掛けてきているのではなかろうか?と。 しかし、彼らには理路整然と反論する能力がないので、みっともない誹謗中傷とレッテル貼りを繰り返すのみ。 まるで、「北風と太陽」の寓話のように、暴言を吐くことによって反対派(北風さん)は自分で自分の首を絞めていることに気がつかない。のかも?

というワケで、S嬢さんは彼らから、ある意味、認められているのかもしれません。

ま、迷惑な話ですけどね。 でわでわ。

Posted by: TAKO | July 23, 2005 10:32 PM

他のブログには、簡単にはTBは送れない。
つまり、他者とからむ記事アップは難しい。
「差別」というワードが入って来やすい、障害ネタも扱いにくい。

こういった更新内容に制限がある状態であるのは、まあ現実的なとこで事実だと認識しています。
ゆっくり行くか、休んでしまうか、別ブログ作っちゃうか。
まあ、そんなところを選択肢にしつつ、のんびり行きますわ。
ネットの時間的感覚でいえば、長期戦でいけば、そのうち飽きるだろうとも思いますので。

反対派とか批判とかっていうより、からみたいだけ、という感じもするのが正直なところ。
これもインターネットの一面でしょう。

gooブログ、IP、わかんないんですよ。
だから、打つ手など何も無いんです。
gooブログ開いた頃に、「セキュリティに穴だらけのシステムだ」と思ったんですけどね。
そんなことも記事上げしたなあと。
まあ、それでもgooでやってきちゃったんだから仕方ないんですけどね。

てとさんの「一軒家」で、また被リンクで上がったの。
その記事にもunちゃん入ってて、ああ、恥ずかしって感じなんだけど、あの状況で動いているブログにも堂々とリンク出す「一軒家」さん。
コメント参加してくださる方々。
そうやって、いろいろな人に支えられているのを実感するのも、いい経験になりそうです。

もちろんTAKO氏にも、多謝。
ありがとう。

Posted by: S嬢 | July 24, 2005 12:05 AM

S嬢さん

>反対派とか批判とかっていうより、からみたいだけ、という感じ

そうかもしれません。 誰かが毒を喰うのを待っているのでしょうから、相手にしないほうが良いと思います。 吐かれた毒(=罵倒)を誰も食べなかったら、その毒は吐いた本人に返っていくだけです。

>gooブログ開いた頃に、「セキュリティに穴だらけのシステムだ」と思ったんですけどね。

うーん……それはチト問題な気がします。 ですが、IPアドレス等を面白がって安易に公開してしまうブログ管理人がいるかもしれないので、サービス提供側としては悩むところかな。 ちなみに、ココログはIP分かりますよ。

>あの状況で動いているブログにも堂々とリンク出す「一軒家」さん。

Permalink単位でエントリを覗いている場合、他の記事に荒らしっぽいコメントが付いていても、あまり関係なく読まれるのがブログの良い点であり悪い点でもある。といったところですかね?

荒れた空気を読んでコメントを控えるか、殺伐を気にせず発言するか、閲覧者の力量が問われるのかもしれません。 S嬢さんとしては気軽にコメントして欲しいのだろうと思いますけれど。

僕はシャイな性格なので積極的な発言は控えるようにしておりますです。(笑) でわでわ。

Posted by: TAKO | July 24, 2005 06:03 PM

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