トラバのルール
以前、「トラバどうもです。」の記事にて「トラックバックありがとう♪」と感謝する必要はなさそうだと書きました。 別に、「礼儀知らずになれ!」と言っているワケではなく、「価値のないトラックバックに礼など不要である。」という提言のつもりです。
NGワード:トラックバックありがとう(むだづかいにっき♂さん)
無差別トラバ大量乱射ブログにコメントされる「トラックバックありがとうございます!」を禁句にしよう。 この提案は良い考えだと思います。 お礼の言葉は、もっと大事な時まで取っておきましょうよ。 安売りしちゃダメですよ、と。
そもそも、
トラバとは何か?について簡単に触れておきます。
【トラックバックとは?】
トラックバックとは(IT用語辞典)
3分でわかるトラックバック(絵文録ことのはさん)
1.自分から相手へのリンクは、既存のハイパーリンク(アンカータグ)を使います。
2.トラックバックは、相手の記事から自分の記事へのリンクを生成する機能です。
3.「リンク」と「トラックバック」を組み合わせることにより、相互リンクが実現します。
実装されたトラックバックの仕様自体が一方向的なものであり、相互リンクについては利用者任せになっているため曖昧な(都合の良い)解釈ができてしまいます。 未だルールやマナーが確立しておらず、各所でトラバ論が繰り返されています。(この記事も同様です。)
仕様を踏まえた上でのルールが青写真みたくある程度まで出来上がっていると私は思うのですけど、送信の自由を掲げて猛烈に反対する人達――彼らは送信の権利だけを主張し、受信側の迷惑など少しも考えていない――や、トラバ送信方法すら知らないブログ初心者の急増により、未だ提唱の域を超えていないのが実状です。
コンピュータ・システムは、初めに企画なり目的なり定義なりがあって、次に要求を満たした仕様が策定され、設計を元に実装され、度重なるテストの後、導入・展開されていきます。 (それら各工程の中で時折、横断的にフィードバックやらチェックやらデバッグ地獄やらが発生しますが、本題と関係ないのでここでは割愛します。)
【トラバの定義とは?】
ぢゃあ、トラックバックの定義って何? いくつかのブログで紹介されてます。 絵文録ことのはさんとか、ただのにっきさんとか。(←これは定義でなく、マナーですね。)
~ 空をかすめるさんより引用 ~
・「トラックバック ping」とは「あなたの記事に関連してます」あるいは「リンクしています」という事を通知するリクエスト
・「トラックバック」とは受け手と送り手がリンクを明示的に行うための手段
とてもシンプルです。 この単純さゆえに、「関連」が拡大解釈され誤解され曲解されてトラックバック・スパムの横暴を許す結果となった次第です。
そしてさらに、
a.キーワードさえ一致していれば関連記事なのか?
→Web検索でヒットしただけのスパム行為は嫌われる。
b.記事のメイン・テーマに沿ってこその関連なのか?
→主題から少し逸れただけでクレームがつくことがある。
c.リンクがあれば関連性が薄くてもトラバOKなのか?
→リンクを張りさえすればいいってもんぢゃないんだよ!!
d.トラバ送信の際、コメントで事前の通知は必要か?
→トラックバック自体に通知の意味があるので挨拶は不要。
(拙記事:Notificationとトラックバックを参照のこと。)
などの疑問や各論が生まれ、ブログ界は混沌としています。 (混乱してますよね?)
では、理想的なルールとは何か? 様々な独自ルールが展開され条件づけられている中で、私の意見は「トラバどうもです。」のコメント欄で述べた一言に集約されます。
~ 「トラバどうもです。」のコメントより引用 ~
本当にマトモな「これぞ本格派のトラックバックだ!」と思える記事はごく少数です。 「せめてリンクだけでも張って欲しい。」 もしくは、「リンクはなくても構わないから関連記事として『読める』文章を書いて欲しい。」と願っております。
なんだか、「お願い」みたいになってますけど、「読みごたえのある文章」であれば、リンクの有無に関わらずトラックバックを歓迎します。
これが、私のルールです。 (結局、オレ・ルールか!?)
後半へつづく。 (キートン山田さんのナレーションで。)
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