目立ちゃーいいってもんぢゃない
ブログ巡回中に思ったこと。
~ 優しい光さんより引用 ~
ブログとかけて瞬間芸と説く
その心は、
目立ったもん勝ち。
と、おっしゃりたいのでしょうか? 少なくとも私は、「ブログは目立ったもん勝ちだ。」と読みました。 (同時に、アクセス数に伸び悩んでおられることも感じ取りました。)
とりあえず、タイトルで目を引ければいい。 まずは、そこからだ。
それは、チョッチ違うのでは?
もちろん、タイトル付けは大事です。 タイトルで読む読まないが判断されることも多いでしょう。 しかし、本当に重要なのは中身です。 題名だけ取り繕って、内容がたいしたことなかったら次から読んでもらえなくなります。 そうして二度と再来されなくなってしまうほうが怖いです。 なので、「タイトルは、目立つが勝ち。」のみに固執した考え方に違和感を覚えます。
~ 同、引用文 ~
数分間で移り変わる新着記事一覧で、目に止まらないと読んでもらうのは難しい。
私は、新着記事一覧はチェックしていません。 秒単位で流れていく一覧をイチイチ追う気はありませんので。(というか、速すぎて追えない。) むしろ、巡回先ブログへのコメント欄やトラックバックから辿って行くことが多いです。 興味深いコメントを残している人がいたら、「その人のブログも読んでみたい。」と思うから。
優しい光さんが本当に、「皆に知って欲しい。」とお考えなら、違うアプローチの方法があるハズです。 ただし、宗教アレルギーの多い日本人のブログに突然、「ゴルゴダの奇蹟は~云々。」などとコメントしても引かれるだけですけど。(笑)
~ 同、引用文 ~
不思議は瞬時に起こる事が多いから。
確かに、目に見えるカタチとしては瞬時に起きたように見えます。 ですが、それは表面的なものであって、水面下で蓄積されてきた何かが一気に噴出して様々な現象が起きているのだと思います。 良いことも、悪いことも。
優しい光さんのブログは、ブックマークに入れて時々読ませてもらってます。 アクセス数はあんまり気になさらないほうが良いと思いますよ。 それよりも、ちゃんと読んで感想を書いてくれる読者をこそ大切になさったほうがよろしいのではないでしょうか。 釈迦に説法と承知の上で、あえて苦言めいたことを書く無礼をお許しください。
誤解のないように書くと、優しい光さんが読者を大切にしてないという意味ではなくて、運営者すべてに言えること、との意図で「読者やコメント者を大切に。」と書きました。 また、読んでくれてるお客様だからといって必要以上にへりくだることもないでしょう。
最後に、アクセスアップについて書かれた記事を紹介して筆を置きます。
アクセスアップに対する皮膚感(不倒城さん)
アクセス数を「ブログ運営の目安」としてではなく、目的にしてしまったら本末転倒であり、アクセス増加のみを目標にした時点から途端に記事内容がつまらなくなるのでは? という、大変ためになる考察です。
「僕は、とにかく文章を書くのが楽しいんだ!」の純粋な気持ちと、「いやいや、読まれてナンボでしょ?」の計算との間でせめぎあうブログ管理人のジレンマ。 なかなか、思いどおりには行きませぬ。
・・・
〈2005.4.15 追記〉
優しい光さんの記事「ブログとかけて瞬間芸と説く」はエントリごと消されました。(残念)
瞬く間に流れ去る新着記事一覧との出会いを待つ。 ……そんな淡い期待を抱きつつ訪問者の増加をひそかに願う心にロマンを感じたり。 受動的な刹那の出会いも良いかもしれないと思いました。 いつか誰かが来てくれるのをひたすら待ち続けるブログがあってもイイよね。 (アクセスアップは断念する覚悟で。)
Comments
トラックバック拝見いたしました。
丁寧に深く読んで下さっていて、感激いたしております。
ちょっと言い訳になりますが、ブログを初めて3ヶ月、
初心通り“神の教えについて”本題に入ろうか、
このまま軽い調子で続けていこうか、迷っております。
迷いがもろに出ている記事ですね。
お恥ずかしゅうございます。
この記事、削除いたしました。
貴重な忠告を頂いて、とても有り難く思っております。
Posted by: 優しい光 | April 14, 2005 11:54 PM
優しい光さん
実は、この記事は初め、そちらの当該エントリにコメントするつもりでした。 途中まで入力したところでフト思い返し、こちらの記事を起こしてトラバ送信した次第です。
>初心通り“神の教えについて”本題に入ろうか
読んでる方達が確実にいるのですから、あまりアクセス数にこだわらず、ご自分の信じる道を貫いてください。 草葉の陰から応援しております。 (この記事にて、優しい光さんを紹介?することで微力ながら応援できるかも。)
>このまま軽い調子で続けていこうか
これまでも、それほど軽い内容とは感じませんでした。 優しい光さんが軽かったとしたら、当ぽんすも含めて巷に溢れるブログの大半は……(以下略)
>迷いがもろに出ている記事ですね。
やっぱり、悩みますよね? アクセスが伸びない不安とか、コメントが付かない不満とか。 特に、テーマが宗教や信仰に関するものだと余計に迷ってしまうのでしょう。 ですが、迷いは恥ずかしいことではありません。
>貴重な忠告を頂いて、とても有り難く思っております。
いえいえ、どういたしまして。
ただ、記事を削除することはなかったように思います。 まるで、私が消させてしまったようで悪いから。 少し罪悪感が残ります。(でも、気にしないでください。) でわでわ。
Posted by: TAKO | April 15, 2005 02:13 AM
どーも、不倒城のしんざきと申します。TBありがとうございます。引用して頂いて恐縮です。
>「僕は、とにかく文章を書くのが楽しいんだ!」の純粋な気持ちと、「いやいや、読まれてナンボでしょ?」の計算
そうですね。特に、「読者は何が読みたいんだろう?」ということを気にし始めると、アリ地獄的思考に陥って何もかけなくなるのが通常ではないかと思います。
結局開き直って、「オレが書きたいことしか書かねぇ」というスタンスを貫いてはおりますが。
Posted by: しんざき | April 18, 2005 03:35 PM
しんざきさん
>引用して頂いて
今回、そちらの記事内容を強引に要約してしまった感がありましたので、「もしや、クレームが付くのでは?」と内心ヒヤヒヤしてました。 なので、このコメントはありがたいです。
>アリ地獄的思考に陥って何もかけなくなる
それでもムリして更新し続けてるブログは少なくないと思います。 アクセス数ってそんなに大事なのかな? 僕も、「気にならない。」と言ったらウソになります。 分かりやすい「数字」を求めたがる気持ちは理解できますけど、「量より質」だと私は考えます。
そして話題は、しんざきさんのこの記事↓へと続きますね。
ブロガーがブログをやめる日(不倒城さん)
http://mubou.seesaa.net/article/2473669.html">http://mubou.seesaa.net/article/2473669.html
ブログ論についての考察の中で、本質に近づいて行こうとする姿勢がうかがえます。 あまりにも簡単に始められるが故に、「ブログで何を伝えたいのか?」がハッキリしないまま運営されてるブログが多いので、続く続かない以前に現状の内容レベルが問題な気がしてます。(←ココ、ぽんすブログは棚上げ。) もちろん、公序良俗に反しない限り表現は自由ですけど……。
>「オレが書きたいことしか書かねぇ」というスタンス
その結論に至るまでが、期待と不安と試行錯誤の連続なのです。 私も、優しい光さんと同じように悩んだ時期がありました。 そして、「強い信念を持っておられる優しい光さんでも、迷うことがあるんだ。」という発見もあって、この記事を書こうと思ったのです。
私の場合、特定少数の人に何かを伝えたくて書くこともあります。 メールや電話で済むような事をわざわざブログで公開するから、「自己中心的でつまらない。」などと批判を受けたりするのでしょう。
「別にいいぢゃん?」と、開き直ってますけれど。(笑) でわでわ。
Posted by: TAKO | April 18, 2005 09:00 PM