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January 24, 2005

腐った銀行

銀行の怠慢が許せますか?

スキミング:暴力団幹部に1000万円提供 藤原容疑者(毎日新聞)
暗証番号が盗まれる(Newsゆう)

キャッシュカードのスキミング犯罪。 ゴルフ場の支配人までグルだったら利用者はどうすることもできません。

盗んだヤツらが悪いのは当然として、ここで問題にしたいのは銀行側の対応。 これまでも、通帳盗難や印鑑偽造,暗証番号の盗み見などで不当に引き出された預貯金を一切補償してこなかった銀行。 それというのも、盗まれた通帳による被害に対し、2002年12月17日に東京高裁が「みずほ銀行に責任なし」との判決を出し、それを受けて全国の銀行が免罪符を手に入れた瞬間から預金者保護を放棄したためなのです。

その結果、偽造カードで預金を引き落とされても銀行は補償せず、被害者は泣き寝入りの構図が出来上がってしまいました。

今、キャッシュカードが危ないのです。

評論家の小沢遼子さんがカード盗難の被害に遭われて被害額400万円。 銀行側は「補償はできません。何故できないのかも言えません。」の一点張り。 1月16日放送の「EZ!TV」では銀行名の看板をぼかして放送されてましたけど、そのクソ銀行は「UFJ」です。 (ヘンな配慮から)銀行名を口にしなかった小沢さんが会話中に、ポロッと「私のはオールワンていうカードに……」と言ったことでバレてしまいました。 ワザと言ったのかもしれませんね。
こうした発言力のある人物がTV出演して被害を訴えたり、ニュース番組で何度も取り上げられて、ようやく対策を検討し始めた銀行(と国)。 非常に遅すぎる。 はたして過去の被害まで遡及して補償するのだろうか? アヤシイものです。

通帳、印鑑の盗難被害に関する掲示板

この掲示板↑には、カード犯罪に詳しい喜多英博弁護士ご本人も書き込みされているようです。

被害事例:盗難・偽造キャッシュカード被害者の会(ひまわり草の会)

この被害事例一覧↑を見ると、メガバンクと呼ばれている大手都市銀行は腐ってますね。 きっと氷山の一角なのでしょうが、みずほもUFJも三井住友も何の補償もしないらしい。
まぁ、横並びの一斉対応が大好きな連中だから、どこかが手厚い補償制度を打ち出したら、こぞって真似するのだろう。 それまで様子見ですか? 手数料105円も210円も取って超低金利0.001%で3時に窓口閉めて、被害の補償もしやがらない。 ラクな商売だね、まったく。

私は、みずほと三井住友に口座を持っています。 たいした金額は入ってませんけど、こんな腐った銀行に預けるのがイヤになってきました。 ぢゃあ郵貯がイイのか? 郵便貯金の被害者への対応は銀行より悪いと聞きます。(調査しない or 遅い) 郵貯は1口座の上限が1千万円なので、銀行と比べると被害額を抑えることは可能ですけど。
でわ、タンス貯金が最も安全? いやいや、ピッキングやサムターン回し等の空き巣被害も増えてます。

ヤな世の中ですね。

銀行の対応の甘さ(セキュリティの弱さ)が犯罪増加に直結していることに気づいて欲しい。 銀行は犯罪グループに加担しているようにも見えます。

一方、クレジットカード被害に関しては、不正使用チェックや限度額の設定,被害額の補償など利用者の負担を軽減するシステムが構築されています。 一時期、被害が急増したクレジットカード詐欺に対して各信販会社がマジメに対応した結果であり、カード偽造対策への長年の成果でしょう。 クレジット=信用ですからね。

以前の記事「UCカード個人情報流出」で触れたように、クレジットカードには情報流出による被害が発生しています。 カード情報の漏洩は大問題であり、企業の情報管理能力&意識が疑われて然るべき事件です。 ですが、万一そうした被害に遭った場合の補償は行われているので(銀行のキャッシュカードより)少しはマシかと存じます。

私は昔、JR武蔵野線でスリの被害に遭った経験があります。 金曜の夜に飲んで、酔って車内で寝ている間にサイフを盗まれたのです。 普段は座席に座らないのに、その時は眠くてつい座ってしまい、寝過ごして降車駅を通り過ぎ、さらに終電も終わっていたため戻ることすら出来なかったのです。 現金数万円,キャッシュカード,クレジットカード,免許証など全部やられました。 まさに一生の不覚です。 駅前交番に届けようにも無人でした。 肝心の時に役に立たない警察。 ただ、不幸中の幸いで別ポケットに入れていた定期入れは無事だったので、その中の緊急用1万円を使って東所沢駅からタクシーで帰り、急ぎ全カード会社に連絡して事なきを得ました。 深夜で眠かったけれど酔いは醒めてました。

サイフを盗まれたにも関わらず、次の日に6歳年下の女の子と2人で映画を観に行ったことはナイショです。(笑)

「財布を盗られて昨夜は大変だったよ。」と言ったのに、「ふ~ん。」のひと言で済まされてしまった時には、「この女はダメだ。」と思いました。

そして週明けにJCBから連絡があり、「あなたのカードが土曜日に大阪で使われました。」とのこと。 既にカード停止していたので助かりました。(ホッ) レジで使えないと知った犯人はスグにその場を立ち去ったという。 金曜の深夜に埼玉で盗んだカードが翌日、大阪で使われたという事実。 こわや、こわや。

クレジットカードは再発行無料ですが、銀行カードの再発行手数料(1枚約1,000円)や免許証の再交付などで数千円かかりました。 免許センターに行くため有給も取りました。 何より一番痛かったのは、大事にしていた「ああっ女神さまっ」特製テレカが財布もろとも盗まれたことでしょう。(泣)

クレジットカードはチェックしてくれてます。 問題はキャッシュカードなのです。

こうした被害に遭った場合、海外の銀行では少額の自己負担金を支払うことで全額を補償するしくみになっており、イギリスでは被害者本人からの電話一本で即補償する銀行もあるそうです。 あって当然の「預金者」保護システムが未だ整っていない日本という国はいったい何なんだろう?

欧米ブランドが大好きな日本人。 日本企業がよく言う「国際化」や「顧客第一」は単なる文字に過ぎないのか。 だとしたら、その言葉は死んでいる。

一切責任をとろうとしない銀行。 護送船団方式で国から手厚く保護され、経営が傾き負債が嵩んだら国民の血税をドンドン補填するオキラク経営。 吸収合併で大きくなりすぎ小回りが利かないメガバンク。 システム障害で大混乱が起きても「実害はない。」と国会答弁した、みずほのバカ社長。 金融庁の査察を全力で妨害したUFJ。 不正引き出しに遭った被害者に対して「自分達(銀行側)は犯人ではないのに、なぜ、預金を保証しなければならないのか。筋違いな要求はするな!」と恫喝する行員。

最悪です。

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» 【カード被害】『キャッシュカードがあぶない』/柳田邦男 [Augustrait]
この国の銀行の歪んだ貌 §晴天の霹靂  銀行に預けておいた預貯金が、忽然と消え失せる。にわかには信じがたいことだが、それが現実に起きている。しかも、驚くほどその件数が多発しているのだという。被害者となってしまったその時に、誰を頼ればいいのだろうか。信用して虎の子の金を預けておいた銀行か、国民の生活を守ることが義務付けられている警察か、市民と個人の味方弁護士か。  打ちひしがれた... [Read More]

Tracked on October 20, 2005 at 10:49 PM

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