エヴァ25&26話
メリー・クリスマス!
クリスマスと言えば、イエス・キリスト。 キリストと言えば、使徒。 使徒と言えば、エヴァ。
というワケで、エヴァンゲリオンの話。(強引?)
TV版の最後の2話は良いですね。
~ TV版最終話のラストより ~
父に、ありがとう
母に、さようなら
そして、全ての子供達に
おめでとう
まさに感動のラストです。
私的な解釈としては、そのまま言葉通りになってしまいますけれど、
「父に、ありがとう」は、厳しい父親への感謝の気持ち。
「母に、さようなら」は、やさしい母からの精神的な親離れ。
「全ての子供達におめでとう」は、生まれてきた喜び。(親にとっても、自分にとっても。)
を感じるのです。 これらの言葉を、セリフでなく、画面いっぱいに文字だけで映したラストは強く深く印象に残りました。 サブリミナル効果ぢゃないけど、視覚に訴えるものがあります。 「もっと違う意図が込められているのではないか?」と、視聴者を疑わせるのがエヴァですが、ここはストレートに受け取って良いと思います。
~ 脱オシャレ映画宣言さんより引用 ~
拒絶におびえていた主人公が、見事、自分の居場所を確立できたわけです。
もとから、居場所が無かったわけじゃなくて、自分の心の中で確立できなかっただけだったのですよね?
しかし、これは精神作業としては大変なものです。それをやり遂げて終了した、テレビ版が大好きなわけで。私は。
当時、エヴァ・ブームの噂を見聞きして参入してきた普段アニメを観ない人達は、TV版のラスト2話を観て、「なんだよコレ!つまんない終わり方!!」と憤慨した人が多かったのではないでしょうか。 確かに、絵的に雑な部分はありましたが、あれも1つの表現方法としてはアリだと思います。 ラスト2話、私も好きですね。
2ヶ月ほど前に、上記ブログの管理人(マーさん)とエヴァについて語ったのですけど、エヴァを観て躁うつ病を発症し山の中で首つり自殺した人もいれば、マーさんのように前向きに捉える方もおられるワケで、ホント、物事は受け取りかた次第だなぁと思います。
ココ↓で、大槻ケンヂさんがエヴァについて語っておられます。
~ ぼくたちのエヴァンゲリオン体験より引用 ~
最後の2回だけ、下北沢の小劇場ですか、あれは(笑)。「あんたは満足しただろうけど、客は分かんないよ!」っていう(笑)。だけど、好きか嫌いかと言われれば、ホントに好きですねぇ。
出典が成年向け雑誌なので紹介するのにチョッチ気が引けるのですけれど、オーケンさんもエヴァのラスト2話が気に入っておられるみたいですね。(笑)
関連記事「エヴァンゲリオン」
The comments to this entry are closed.
Comments
こんにちは。
脱オシャレのマーです。
あの時は、どうもありがとうございました。
熱く語っちゃいましたねー。おはずかしいです。
しかし、こんな風にトラックバックしてくださるなんてびっくりです。正当な、美しいトラックバックですね~。
正直、こんなにきれいなトラックバックをしたことないです。見習いたいなと思います。
ではまたー。
Posted by: マー | December 29, 2004 02:52 PM
マーさん
トラックバックは、リンク先の管理人さんの手をわずらわせることなく半自動的にブログ間の相互リンクを確立する機能だと考えていて、「スマートなトラバを実現するには、どうすれば良いか?」と模索した結果、現在のスタイルに至っております。 (しかし、リンク先からの反響は少ないのですけれど。(悲))
今回のコメントで、「正当な、美しいトラックバック」とお誉めいただき、ありがとうございます。 とても嬉しいです。 でわでわ。
Posted by: TAKO | December 30, 2004 10:39 PM
野暮なツッコミですが、
テレビ版は「弐拾五話と弐拾六話」、劇場版は「25話と26話」
という風に区別されてるみたいです。
自分も初見ではテレビ版はわかり辛くて好きじゃなったんですが、
何回か見てるうちにテレビ版の良さも分かるようになりました。
とは言っても個人的には劇場版、特に良いトコで終わる"Rebirth"が好きです。
Posted by: 新規ファン | November 18, 2005 05:32 PM